ハンドレッド ソード

ネットワーク対戦はやってないのであしからず。だってブロードバンドアダプタに対応してないんですもの。さすがにいまさら従量課金でネトゲやるのはねぇ……

世界観とかストーリーがよさげだったので、アドベンチャー(オフライン)モード目当てで購入。実際プレイしてみても、世界観の土台の部分、つまり歴史・風俗・地理などの設定からしっかりと作られていてとてもよくできてるなーと思いました。登場キャラひとりひとりがちゃんと立っているのも印象的。こんなにキャラクターいると(10人×4カ国ぐらい)目立たないキャラが少しはでてくるものですけど、目立たないキャラは目立たないなりに魅力的だったりして。ストーリーはオウガバトルみたいな「なぜ戦うのか」系で好みが分かれそうですが、演出は秀逸でテキストなども違和感がなくよくできてると思います。

システムはいわゆる RTS で、こういうのは初めてですがなかなか面白かったです。初めはやることが多くてかなり戸惑うものの、慣れてくれば 4部隊ぐらいは平気で同時に管理できるようになります。騎兵のスピードを活かして手薄な敵陣を急襲したり、敵をおびき寄せておいて待ち伏せていた魔導兵&弓兵で包囲殲滅したり、囮で敵戦力を引き寄せておいたあと飛空挺で歩兵を運び、手薄になった敵本陣を破壊してステージクリアしたりと、戦術的にいろいろできるので、大部隊を指揮する楽しさは十分に得られると思います。兵士の動きがバカで、よく兵士の一部が地形に引っ掛かってついて来なくなったりするのはちょっと気になりましたが、まぁそういうもんだと割り切ってやってました。難易度はややヌルめですが、戦闘後に高評価を得ようと思ってプレイするとかなり難しいんじゃないかと。

残念な点は、ネットワーク対戦を売りにするあまり、アドベンチャーモードを作りこめなかったのではないか、と思われること。具体的にはアドベンチャーモードの終わり方です。それまでの展開から考えてもかなり理不尽というか、中途半端というか、消化不良な終わりかたで、なんだか拍子抜けしてしまいました。少年王も少女王も、結局答えを出せないまま終わってしまったという印象があります。それに、世界観がしっかりしているわりに、物語のスケールが小さいままで終わってしまうんですよね。ゲーム中の「百科事典」には多数の国名や、「古代龍人族」といった普通ならストーリーに組み込まずにはいられないような単語が載っているのに、ぜんぜん登場しなかったし。まぁ邪神の復活とか、ある意味安易な方向に走らずに人間同士の戦いで終わらせたのはよかったとも言えますが、世界観の深さが活かしきれていなくてもったいないなあと思うのです。

というわけで、個人的にはブロードバンドアダプタに対応しないならアドベンチャーモードのほうにもっと力を入れてほしかったですね。まぁ「ネットワーク対戦」というのが大前提だったんでしょうけれど。

あと面白いことは面白いんですけど、やっぱこういうゲームは PC(マウス + キーボード + 解像度の高い画面)のほうが向いてるよなぁ…… とつくづく思いました。SLGは全般的にそうですけど、これはRTSなんでなおさら。PC版のデキはどんな感じなんでしょうかね。

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