戦闘妖精雪風 (OVA)

神林長平氏作の戦闘機SF小説「戦闘妖精・雪風<改>」「グッドラック 戦闘妖精・雪風」のアニメ化。

公式サイトの予告映像がかっこよかったので、先に原作を読んでみたところ戦闘描写のかっこよさや独特の世界観にハマり、さらに戦闘機繋がりでAC04を買ってまたハマり、このアニメをきっかけにいろんないいものに出会えた点ではよかったと思っています。が、肝心の OVA 本編は、原作 <改> のあのラストシーンにクソ明るい ED テーマをかぶせて台無しにしたり(1巻)、名エピソード「インディアン・サマー」を「ヴァー」で台無しにしたり(3巻)と散々なデキ(見た人しかわかんないですねスイマセン)。しかも原作を完全に勘違いしてて

ブッカー →(はぁと)→ 零 →(はぁと)→ 雪風

って構図になってるし。それは違うだろう…… そしてここまでなら耐えられたファンも、4巻リリース後に満を持して登場したたすけて!メイヴちゃんで完全に止めを刺されました。「たすけて!」ってそりゃあこっちのセリフだよ。敵が倒れるまで攻撃の手をゆるめない姿勢は尊敬に値します。

まぁ、それはそれとして空戦シーンだけはかっこいいので 1巻からずっとレンタルで見ておりまして、このたびついに最終巻である 5巻が発売されたわけです。

(以下 5巻のネタバレ含む)

補助ブースター?を用いてハンガーから直接、アリエナイ機動で離陸した雪風はエースコンバットばりにダクトを通過してジオフロント内に出撃。なんかもう、このシーンを見た時点で脳内回路が別物モードにバチーン!と切り替わったので、あとは楽しく見ることができました(笑)。空戦シーンはこれまでよりもさらに力入ってるし、空の色がぶわっと変わってジャムが大量に(本当に大量に)現れるシーンとかは迫力あっていい感じ。あと、クラスター爆弾?をパージするときや機関砲射撃時などの「音」が全体的にリアルな感じでかっこよかったです。

クライマックスで無人機・フリップナイト 3機を従え、ジャムの大群に突っ込む雪風を見たときは 1-4巻も含めてすべてを肯定できる気持ちになれました。フリップナイトは原作どおりレーザー撃ってたし。いやー、最終巻でよくここまでやってくれたよ。

一貫して一貫してないストーリーとか、細かいところはもう突っ込んでもしょーがないので突っ込みません。原作読んでないと絶対意味がわかんないしね。いや、読んでても微妙ですが……

「グッドラック」のほうは空戦そっちのけで難しい話ばかりしてるので神林氏の文章が好きじゃないとつらいかも。

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