真・女神転生III-NOCTURNE

いやー面白かったです。なんかもうかっこよすぎ。ストーリー的には突っ込みどころも少なくないんですがシステムのデキと世界観のかっこよさの前にはたいした問題ではありませんでした。昔からのファンも安心してプレイできる(できた)と思います。でもペルソナはともかくソウルハッカーズすら認めないってひとにはちょっときついかも…… ちなみに自分は 真II〜ハッカーズまでの中途半端なファンでございます。

今作は全面的に 3D 化されているもののシステム的な部分はほとんど変わっておらず、3D 化の意義はほぼグラフィック・演出面の強化のみにとどまっているといえます。が、それがすごいんですね。動きによる演出ができるようになり、かっこいいキャラがかっこよく動いてかっこいいセリフを喋るんでもう最高です。カット回しとかもむちゃくちゃかっこいいし。あと 3D 悪魔のグラフィックもいいですねー。元の雰囲気を損なわないまま 3D 化されているだけでなく、戦闘シーンでは動きまくり & 喋りまくり(エターナルアルカディアみたく感嘆詞ボイスつき)で生き生きしてます。さすがに悪魔の総数は減ってますけどここまでしっかり作っていれば文句ない感じ。とにかく、女神転生の世界をこれほど違和感なく 3D 化したというのは素晴らしく、スタッフに拍手を送りたいですね。

戦闘は、テンポがいい・かっこいい・ある程度考える必要がある(決定ボタン連打では勝てない)、という僕の求める 3要素が全部揃っている実に素敵なもの(笑)です。弱点を突くと行動回数増加というシステムから各種属性の魔法・特技の重要性が増し、出現する敵の弱点と攻撃属性を考慮して仲魔を編成しなければならなくなったのはとても良いと思います。過去作品だと、ボス戦以外主人公とパートナーのみでなんとかなったりしましたからねー。まぁ確かによく死にますし、どれだけ万全の編成を整えても死ぬときはあっさり死ぬんですが、今回セーブポイントがびっくりするほど多いので死にやすさに対する釣り合いは取れているんじゃないでしょうか。慣れてしまえば、通常戦闘ですら常に死と隣り合わせというものすごい緊張感を楽しむことができるでしょう(笑)。このゲームの戦闘は本当に「生命の危機」であり、主人公はあらゆる手段を使ってそれを生き延び、その結果、経験(値)を積んで成長するのです。とても納得できると思いませんか?

悪魔合体はいい感じにシンプルになっててわかりやすいと思います。スキル継承がランダムになってますが、どうせ理想的な組み合わせになるまで粘るんだから自由に選ばせてくれればいいのにと思いました。悪魔自体も経験値稼げばレベルアップしてスキル覚えたり、一部は変異して上位悪魔になったりで楽しいです。いいスキルを覚えた悪魔を合体させて新たな悪魔を作り、その悪魔を活躍させて一人悦に入る、というのはやはりハマります。がんばって強い悪魔を作った分だけ死ぬ確率が下がるしね。今作では女神と地母神が作りやすい&使いやすいのでずいぶんお世話になりました。でも妖精ティターニアが能力的にもグラフィック的にも最強で一番好きです。あとアマテラスが出てて嬉しかったんですが眩しくて直視できないのには困りました……

細かな不満点としては、やっぱり武器はほしかったですね。3Dで奇抜なデザインの武器を振りまわし&撃ちまくりたかったです。剣合体がないのも残念。あと、悪魔との会話が信じられないぐらいあっさりしてます。魔貨・アイテム要求ばかりでワンパターンすぎ。まぁ、他の部分がよくできてるのでこのへんは余裕がなかったんだろうなぁってことにしてますが、アナログスティックでも 8方向にしか動けない上にカメラも 8方向で固定されるのですっごい動きづらいというお粗末な仕様はなんとかならなかったのかと思いました。

どうでもいいんですがこのゲーム、東京に住んでる人にとってはまた違った面白さがありそうで羨ましいです。あの場所があんなことになってる!みたいな。

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