ルイージマンション

あのルイージがついに主人公に!ってことで発売前は多少話題になりましたが、まぁなんのことはなくて、いつものルイージですね。というかルイージって、脇役だからこそかっこいいと思いません?ロクヨンのスマブラとか、マリオストーリーとかにおけるルイージの扱いってなんか「ああ、このスタッフはよくわかってるなぁ〜」って感じで個人的にすごく好きなんですけれど。でもあの性格って実は「はまり道(吉田戦車)」から来たものらしいね。

まあいいや。さて、ゲームキューブ第1弾ソフト、ルイージマンションです。ゲームシステムは “任天堂版バイオハザード” の一言でほぼ全てを説明できそうですし、実際説明を求められたら僕もそう言うと思います。もちろん任天堂らしく完成度は高いのでパクリだとか言うつもりはないですが、想像以上に似てたのでびっくりでした…… 戦闘シーンではルイージが背中に背負った掃除機で敵を吸いこみますが、これがなかなか面白いですね。スティック2本使うので操作がちょっと難しく、しかも 3D なので敵との位置関係が把握しづらくてイライラした場面もありましたが、それ以上に敵を吸い込むときの感覚が非常に気持ちいい(特に数匹同時に吸い込むとき)ので問題ないかと。ちなみにこちらは “ゴーストバスターズ” に激似です。

他にも、いろいろなオブジェクトを吸いこんだり叩いたりしてみると、ほとんどの場合において何らかの反応が返ってくるのが楽しいですね。このへんマリオストーリーに似てます。何もないところで Aボタンを押すとルイージがマリオの名を叫ぶ(体力が減ると弱々しい声になる)ところとか、「操作すること自体が楽しい」のはさすが任天堂と言ったところでしょうか。また全編を通して、ディスクからの読み込みがないと言っていいぐらいに速いのは本当に素晴らしいと思います。

残念なのは、完成度は高いのに飛びぬけた部分がないってこと。ちょっとパワー不足な感じです。プレイしているときはなかなか面白いけど、終わって振り返ってみると、心に残ったシーンとかもう一度戦ってみたいボスとかははっきり言ってないですね。裏面もやる気起きないし。さらに言うなら、このゲームはハードと同時発売のソフトなのだから、もうちょっとゲームキューブの凄さを見せてほしかったなぁ。GC でないとこの表現力は出せないというのは頭ではわかっているけど、もっと新ハードのパワーを身体で感じたかったです。システム面も前述のように特別新しいわけではないですし、なによりプレイ感覚がまったくもってロクヨンのそれでしたね(皮肉にも、読み込みが速いことがひとつの要因となってます)。強いて挙げるならテーブルクロスを吸い込むときなどにGCのパワーの片鱗を感じましたが……

まあスーファミ→ロクヨンのときは、2D → 3D というわかりやすい進化の仕方だったけど今回はそういうわけでもないですし、任天堂は美麗ムービーなんかとは縁のないメーカーなので、新ハードの能力を直感的に感じるのは難しいのかもしれません。でもやはり「このハードは凄い!」と思える要素がもっとほしかったです。一本のゲームとしては普通に面白いけど、本体と同時発売のソフトとしては失格だと思います。まあ GC の実質的な発売日は11月21日ってことらしいですけどね……

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