GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT

ゲーム アーツっていうメーカーはセガファンの方々にとっては昔から有名らしいんですが、僕はサターンからなので全然(名前すら)知りませんでした。しかし、どうやらこのゲームは 3Dコクピット視点人型兵器らしいんですね。まさに僕が長年求めていたゲームじゃないですか。雑誌の事前評価もそんなに悪くなく、サターン購入直後でソフトも少なかったので購入決定。つーわけで、発売日に購入してゲームを開始、おもむろにオープニングムービーを鑑賞。


…… ゲーム アーツに惚れました。

もうとにかく凄い。演出がカッコよすぎ。戦車戦に始まり(これ、何が起こってるのか理解するのに数年かかりました…)、HIGH-MACS(自機)の登場シーンや、ヘリを撃墜する場面、弾丸を食らって崩れ落ちてゆく敵メカなど、もうウットリしますね。「90式はブリキ缶だぜ。」とか、最高にイカしてます。個人的にサターン No.1 どころか現時点でも最高クラスのムービーと思ってます。もちろん画質的には現在のものには及びませんが、「ゲームの OP ムービー」として、本編への期待をこれほど高めさせてくれたムービーを僕は他にほとんど知りません。まぁ僕がメカ大好きってことも多分に影響してると思いますが…

ムービーが凄いのはいいとしてゲーム本編はどうなんだ、ってことですが、こちらも凄いです。まず重要なのが OP ムービーで生じた期待をゲーム部分が裏切らなかったってこと。OP ムービーから感じられる戦場の雰囲気を、ゲーム中でもしっかりと出せているんです。OP ムービーでの HIGH-MACS の動きは全てゲーム中で可能な動きですし、GUN が敵機に命中するときの感覚なんか最高に気持ちいいしね。うお〜俺もヘリを華麗に撃ち落としてやるぜ〜って気にさせてくれます。GUN じゃ当たらないのでマシンガンで、ですけど。また自機を始めとする二足歩行の、いわゆる「現実に存在しない」機体が、いかにも存在しそうなデザインなのもいいです。兵器としての存在感みたいなものがあるんですよね。最初は「格闘戦もできればなぁ」とか思ってたけど、HIGH-MACS は戦車の延長なのでできなくて当たり前なのです。たぶん。

難易度も結構凄くて、はっきり言ってムズいです。全ボタン使うし。慣れれば快適な操作系なんですけどね。なんか上半身旋回は使う必要がない、っつーか使わないほうが楽らしいんですけど僕はもう体に染み付いちゃってるので使ってます。MISSION4 までは比較的簡単なんですが、MISSION5 以降は護衛ミッションが続くのでかなりしんどいです。結局 EASY しかクリアしてないんですが、これでもかなりがんばったんでカンベンしてください。個人的に好きなのはシベリアの輸送列車破壊ミッションです。あと万里の長城ステージで敵 HIGH-MACS 3機が壁を飛び越えてくるシーン、アレはもうしびれましたね〜

で、結局クリアしていっても味方の軍は降伏してしまうんですよね。これは局地的に勝利しても戦略的には勝利していないという、なんだか本当に戦場における一兵士の感覚が味わえなくもないといった感じで印象的でした。クリア後に年表を見たりするとなんかしみじみするものがあるし。

このゲーム、ロボットシミュレーターとしてはかなりよくできていると思いますし、3D シューティングとしても面白いと思います。ただ基本的に難しいゲームなので、「メカかっこええ〜」みたいな感情がプレイのモチベーションを高めることに繋がらないとちょっとつらいかなーと個人的には思います。しかしまぁ、パッケージもメカ一色なのでメカ好きじゃない方は見向きもしないでしょうし、そういう意味では消費者にやさしいですね(そうか?)。

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