グランディアの感想

ゲームアーツが 4年でしたか、そのぐらいの歳月をかけて製作した大作 RPG(らしい)です。全体的にデキはいいし面白かったと思うんですが、なんか惜しいというかもう一歩な気がするんですよね。個人的に大ヒットだったソウルハッカーズとAZELの間に発売されたせいかもしれませんが…

IP システムを基盤とする戦闘には、なんつーか RPG におけるバトルシステムの新境地みたいなものを感じました。FF のアクティブタイムバトルに位置・距離の概念が加わった感じかな。実際やってても非常に面白かったです。ただグラフィック面で、敵キャラから魔法、必殺技に至るまでどれもこれも地味で印象に残らないんですよね。もうちょっとハデで爽快感があればよかったかなぁと思いました。

そんななかで、ひときわ異彩を放っていたのがリエーテさんです。彼女はやたらと印象的でしたね。マジカルアートとか最高に恥ずかしくていいじゃないですか。「CV : 井上喜久子」ってのもあまりに直球すぎていいです。逆にかわいそうだったのがラップ。仮にも最終パーティーの一員なのに、最強技のグラフィックがある魔法(デズンだったかな)と同じなのはどう考えても手抜きでしょう。CD-ROM 媒体でこんなことやってちゃいかんと思うんですが……

3D のフィールドは迷ったり酔ったりしがちですが僕はすぐ慣れました。個人的に FF7 の美麗な “一枚絵” の街に疑問(というか生理的なイヤさ)を感じていただけに、しっかりと 3D 空間として成り立ったフィールドを作り上げたゲームアーツに拍手を送りたいです。道順とか建物の位置関係とかもこっちのほうが覚えやすいし。

グランディアといえばストーリー、っていう人も多いようですが、個人的にはそこまででもなかったです。序盤は結構よかったんですけどね。特に「世界の果て」を越えた直後なんか本当に見知らぬ土地に来た気分ですげぇ不安でした。「おいおいどうするよ戻れねーよちゃんと人とか住んでるのかよ」って。後半は人類の滅亡とかの話になってきて、まぁ楽しめなかったわけじゃないんだけど、なんというかどうでもよくなってしまいました。あとちょっとラブラブストーリーすぎ。でもエンディングは好き。

ムービーなんですが、2D キャラと 3D 背景のシンクロ具合はよくできてると思うんですけど、どうにも本編と調和がとれてない感じがします。前後の読みこみの長さと、BGM の雰囲気が違うせいだと思いますが。なんかムービー中の音楽だけやたらと格調高い感じがしません?

いろいろ言いましたが、全体的にはやっぱもう一歩ですかね〜。よくできてるんだけど、強烈な一撃がなかったという感じです。いや、本当に残念。

つーわけで、グランディアII への期待は相当なものがあったのですが。

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